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過去の学園長気ままセミナー

鍛鉄と微笑みの彫刻
2016年3月13日(日) 13:30~15:00
講演者:西田光男(鍛鉄作家・トライアスリート)
鍛鉄による作品というとヨーロッパの古い建物の装飾や門柱、それにアンティクなイメージの看板などが思い浮かびます。その鍛鉄でこんなこともできるのだという作品づくりをしている作家が西田光男氏です。鍛鉄にまつわる話や鉄から生まれたファンタジックな作品について語っていただきました。東日本大震災を契機に始めた被災地での首長恐竜親子の大型作品展示の話など制作と社会との関わりのお話しも興味深いものでした。
鍛鉄と微笑みの彫刻
■西田光男(にしだ・みつお)プロフィール
鉄人の鉄人。トライアスリートの鍛鉄作家/1951年大阪市淀川区生まれ。1974年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。同年、「PAGEONE」を設立。1992年秩父市に新工房を建て、7人のスタッフと門扉や手摺、フェンス、モニュメントなど鍛鉄作品を制作し、作品はヨーロッパ6カ国、中国、韓国、国内は全都道府県に。1,996年からヨーロッパ各国の鍛鉄イベントに招待され講演や実演を行っている。
 1989年度の建設大臣賞を受賞した、あけぼの子どもの森公園・ムーミン屋敷の手摺や鬼のフェンス、2010年にはムーミン屋敷に天使とスナフキンの雨樋、屋外のドーム橋(10m)やベンチなど制作。
2011年ドイツの出版社『HEPHAISTOS』(ヒファイストス)誌が選ぶ世界7名の金属工芸家の一人に選ばれる。2012年3月より津波被災地のこどもたちの元へ「首長恐竜の親子」を展示巡回している。

sasaki_20150401_wh130.jpg講師:佐々木豊(洋画家・国画会会員) 
佐々木豊氏は、画家にして文筆家という二つの表現を見事に乗りこなしている洋画家です。多くの著作のなかに、「泥棒美術学校」や「画風泥棒」といった印象的なタイトルの著作があります。"泥棒"というとインパクトが強くなりますが、絵画表現の世界では、作品ひとつずつに絵から他の絵へとつながるものがあります。そこに光を当て、是認する発想が佐々木豊氏の"画風泥棒"論です。今回の講演では佐々木豊氏の眼が見抜いた「作品」と「作品」の関係性を紐解き、画家が他の作者や作品から"泥棒"しながら、自己の画風をどのように培ってゆくかの謎解きをしていただきました。150名からの聴衆が参加されました。

event_arc_nakajima.jpg講師:中島信也(CMディレクター)
CMディレクターとして多くのTVコマーシャルの製作に携わってきた中島信也氏にテレビ放送開始から始まったCMと時代の関わりについて語っていただいた。中島氏はエンターテイメントをCM製作のモットーしており、近作にはNTTドコモ「渡辺謙シリーズ」「桑田佳祐シリーズ」、ファイザー製薬「舘ひろし・禁煙」などがある。自作も含め懐かしく記憶に残る数々のCMを見ながらのCM論は印象に残る講演となった。

event_arc_130305.jpg講師:なかおよしを(絵本作家)
なかえよしを氏は妻の上野紀子氏と共に多くの絵本をつくってきました。なかでもポプラ社から出版されいる「ネズミくん」シリーズはよく知られています。
そのなかえ氏に絵本作家となったいきさつや初めて出版にこぎ着けたころの話、絵本作家としての考え方、影響を受けた人の話などについてお話しいただきました。長らく絵本づくりの現場で活躍し続けてきた氏ならではの啓示に富んだ話は心に響くものでした。

event_arc_kurosaka.jpg講師:黒坂圭太(アニメーション作家・武蔵野美術大学教授)
特異なアニメーション作家として知られる黒坂氏の最新作「緑子/MIDORI-KO」は3万枚の原画を手描きで制作したという意欲的な作品。その作品上映と作者本人によるライブドローイングを開催した。

event_arc_tukada.jpg講師:塚田稔(玉川大学脳科学研究所客員教授・脳科学者・画家)
アート作品の制作には論理を司る左脳だけでなく、直感や感性など情緒的な面を司る右脳の役割が重要となる。脳の働きを理解することで制作面にも新たな発想が出る可能性があることや、アートがもたらす脳への好影響について語っていただいた。

event_arc_kubojima.jpg講師:窪島誠一郎(信濃デッサン館・無言館館主・作家)
長野県で特色のある美術館館主で作家でもある窪島氏から、無言館を建設するまでの道のりや背景について、さまざまなエピソードを交えて語っていただいた。3.11の翌日という開催日に「なぜ絵を描くか」という問いかけをテーマとした講演は印象的なものとなった。

event_arc_horiuti.jpg講師:堀内貞明(洋画家・武蔵野美術大学名誉教授・春陽会会員)
講演のあった年の3月に退任記念展を開催した堀内氏に、長い画業の間に制作された作品の画像を上映しながら制作するうえで考えてきたことや具体的な作品づくりで模索してきたことなどを語っていただいた。

event_notice_no.jpg講師:堀本祐樹(俳人)
明治時代に正岡子規が俳諧を俳句と改め、写生という概念を提唱した。当時、西洋から導入された対象を写実的に捉える手法が写生である。こうして俳句は西洋美術と出会ったのであるが、俳人もまた俳句のなかでさまざまな西洋絵画をテーマにしている。西洋絵画を材料とした俳句を例に、西洋絵画と俳句について語っていただいた。

event_notice_no.jpg講師:遠藤彰子(洋画家・武蔵野美術大学教授・二紀会理事・女流画家教会委員)
500号や1000号といった大作に精力的に取り組む遠藤氏の絵画論を自作の画像を映写しての講演。テーマとの出会い、制作の具体的な流れ、大作に取り組む意図などを多くの画像を使って語っていただいた。


アクセスMAP[Access map]

場所
〒180-8566 東京都武蔵野市吉祥寺東町3-3-7
TEL 0422-22-8176 FAX 0422-22-8109
アクセスマップ
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 関東バス西10、西荻窪行き乗車、「武蔵野第三中学校」下車徒歩約2分
・中央口0番バス乗り場より
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JR中央線 総武線 西荻窪駅下車
・関東バス西10、吉祥寺行き乗車、「武蔵野第三中学校」下車徒歩約2分

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